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とある冒険者の手記

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年齢:15歳
出身地:山岳
性別:男
出身家:ラーナイ
冒険者になる前の生活:樵
冒険者になったきっかけ:平凡な生活に飽きて

金銭欲 : 貧弱
名誉欲 : 皆無
正義感 : 貧弱
緊張感 : 過剰
克己心 : 普通
 コォーン.コォーンと,斧が幹を削る音が響く.楔形に浅く切れ込みをいれ,逆側に回って同じように斧を入れる.
 コォーン.メキメキ
 倒れた木を乾燥小屋に運び,今日の仕事を終えた.
「ただいま」
 家に戻るが,普段なら返されるおかえりの一言が無い.
 もしやと思い,病を患った父のベッドへ走る.
 はたして,父は冷え切った体で眠っていた.
 普段の病にうなされた表情ではなく,穏やかな顔で,永遠の眠りについていた.
「・・・.親父,ごめん――」
 最期を看取ることもできず,とすがるように涙した.
 翌日,村の司祭に鎮魂の儀を頼んだ.
 村の人の悔やみの言葉は空虚に響いて消えていった.
 遺品とともに埋葬し,手を合わせる.
「血は争えないみたいだよ.親父は平凡な暮らしが一番だっていってたけど,俺はやっぱり」
 父の若いころに使っていただろう,革鎧と戦斧をみつけた.
 傷んだ様子がないのは,父が手入れをしていたからだ.平凡が一番,といいながらも,夜中にこっそりこれを持ち出し,磨きながら遠い目をしていた父の姿を思い出し,また胸が溢れそうになる.
「それじゃあ,いってきます」
 墓に父の好物だった蒸留酒を供え,彼は山を下り始めた.

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